生き残るための戦略
仕事
コロナで暇になってしまったが、持続化支援金のおかげで仕事なくてもどうにか数ヶ月は生き残れる算段はついた。
ここで手を打たないといけないが、どこに舵を切るかがポイントだ。
本業のWeb制作の営業でもしたいところだが、なにせ今の東京にはいけない。スキルを上げるための学習も一応はしているが、生き残るための本質はそこじゃないとも思っている。
最近は畑のことばかり考えている。
節約している中でも種や本、道具だけは増えていくのはちょっとしんどい。
しかし一度手に入れば使い続けられるものも多いし、知見や経験値も増えていく。
何よりも生きるため、食料を自給できるというのは強い。 3.11以降ずっと考えてきたことだ。
住処の確保
移住して4年、家の改修も95%くらいが終わり快適に暮らせている。
今年はシロアリが発生するというイレギュラーな大きな出費はあったものの、家賃は年間6万円なので気は楽である。本業なくても最悪バイトでも暮らせるし。
改修にかなりのお金を投資したが基本キャッシュで回しており、ローンというプレッシャーがないのは精神衛生上かなり良い。もしローン組んでいたら今の現状にストレスを抱えているだろう。
趣味のインテリアも昨秋買ったhayのダイニングテーブルが春に届き、改修の時からイメージしていたものが全て揃った。
他に欲しいものを上げればキリがないが無理をしてまで欲しいものはなくなった。
収入はないけどそこそこ高級なものが家に並んでいるというのは、今でもたまにおかしな気持ちになる。
過去の自分に感謝したい
親には散々「お金を貯めておけ」と言われ続け、時に迷惑をかけたこともあったが、今は収入があまりなくても生きていける仕組みが出来上がりつつある。
「あのまま東京や京都で10数万もする家賃を払い続けていたら」とか「都市生活で大災害が起きてしまったら」と考えるとゾッとする。
よく都市を脱出したと思うし、お金のあるうちに必要なものを揃えておいてくれたなと。
あと23歳の時、ゲーム会社からWebに転身したのは本当に良かった。
Web業のおかげで旅をしながら仕事もできたし、今は山間の集落で暮らせている。
未来の自分をリードするために
流石にWebへの舵きりは若気の至りによる結果論でしかなかったが、住処のことはかなり考えた上で現状だ。 『新しい○○』という事象やフレーズには興味がないが、人生の延長線上に必要な普遍的なもの「食べ物」「住処」「仕事」は絶えず変化を想像しながら柔軟に対応できる状態を維持するように心がけている。
ちなみにここ数年のテーマは『終の住処をどうするか』。 これもまたいずれ書けたらなと。