ダイエットしては成果は出るものの、いつの間にかまた太ってしまう。 人生で何度かこれを繰り返していた。
最後に行ったのも2017-18年でかなりいいところまで落としたのに、そこから2年経ちじわじわと体重が増加してしまった。去年1月の健康診断で内脂肪などを指摘されてマズイなと焦りだす。
きっかけはYoutubeから
当時、オリラジ中田のyoutube大学をよく視聴していたが、『一日3食は間違いだった?無理なく痩せる食事法』という動画がきっかけだった。
そこで初めて『16時間断食』という言葉を知る。
動画のテーマとしては健康のための食事法ではあるけれど、痩せる手法としても紹介されており非常に興味があった。 それは3年前に胆嚢摘出という経験から、健康には以前よりも気にかける様になった。
食事回数を3回から2回へ
内容の一つに加齢により消化器官(胃や腸など)の負担を減らす為に、食事を3回から2回にしなさいとあった。
確かに調子が悪い時は食べたくなかったり、あえて食べないということをしていたが本能的に消化による体力低下を避けていたのかもしれない。
1日2食でお腹は減らないのか?
お腹が空いたらナッツは食べていいということなので、特に最初の頃はこれに助けられた。
僕の場合これだけの量でも1時間は余裕で持つ。
ちなみに甘いものが欲しくなる時はドーピングで飴をなめて脳を誤魔化すという独自の方法をとって乗り切っている。
半年で13kg、最終的に15kg痩せた。
ダイエットに取り組むときに心掛けているのは急激な変化を避け、時間をかけてやると決めている。一月に2.5kgを目安にして後半落ちにくくなることも見越し、減らす量を2.0kgと減らす量を調整している。 立てた目標に到達できないとモチベーション下がるので、こうやって無理せずにできる範囲を心がけると割とスムーズに目標の80→65kgへと着地。
体重以外にも減ってよかったこと
『1食分にかける時間と食費』が減った。
これが今回一番言いたいこと。
普段ほぼ自炊なので『考える/調理/食事/片付け』と1~1.5時間くらい浮くことになる。 それを別のことに回せるのは非常に有意義なわけです。
東京に住んでいた頃だとこの1食が千円前後もザラで、これを30日分となるとなかなかの出費。
半年以上続けても、体調は悪くなっていない。
実際に健康診断では前回の診断に比べて格段に良くなっている。 体重が減り過ぎたときに焦ったこともあったが、献血による血液検査でも正常だったので少なくとも僕の身体にはあっていると考えられる。
なので「1日3回食べるべき」と諭してくる人間にも自信を持って、「少なくとも不健康ではない」と言える。
今までは痩せるための考え方を間違えていた
体重を維持するための運動では続かない
そもそも運動は筋力を上げたり身体機能を上げたりする手段と捉え、カロリーを消費させるための手段とするべきではない。 継続的な運動で痩せられるのであれば、世の中みんなダイエットに挫折しないわけで。 僕自身も続かない自信がある。昔は走って痩せたりもしたが、いつかは続かなくなる。
運動ではなく食事でコントロールする
結局これまで何度かダイエットを成功させたものの、次第に太ってしまうのは当然のことながら必要以上にカロリーを摂取するからだ。 1食あたりのカロリーは難しいかもしれないが、食生活として3→2食を普通にしてしまえれば1日の摂取量はこれまでよりも絶対に減る。
わざわざ1食減ったからと言って2食で3食分の食べようとは思わないからだ。
(物理的に食べきれないというのもあり得る)
目の前の事象に対して意思で制御することは早々に放棄し、歯を磨くといった日常の感覚にすり替えれればそう難しいことではないと思う。
計測から1年後となる3月4日がどうなっているかで改めて実証できるかと思うので、またご報告します。