7月いっぱいで京都を離れる隣人夫妻が次の土地での空き家改修に通っている。
今日は彼らの代わりに金魚の餌やり。

彼らとは一カ月違いで今の町家に入った縁で、京都で最も近しい友人が予想外に僕より先にこの地を旅立っていく。

昨晩、友人と移住の話をしている際に土地を離れる事について頭に色々なことが浮かんだ。
土地に根付く事の大切さや、手放さざるを得ない事が常にあり得てそれに向き合う必要性。

彼らは和歌山、僕は福岡。
距離とすれば陸路で700km。
今まで徒歩20歩程度から考えれば随分な差ではあるし、距離が会う頻度を減らす事は間違いない。だからと言って4年以上付き合ってきた彼らとの関係性は変わるわけでもない。
重要なのはどれだけお互いを尊重し合えるかで、会う頻度ではない。

東京から京都に移住する際に色んな人に言われたのが、「向こうに友達いるの?」だった。
僕は何故それが重要なのかわからなかったし、口には出さなかったが『これで僕たちの関係性が終わるの?』と毎度思い続けていた。

これまでよりかは間は空くかもしれないけど僕は移住しても会いに行くし、夫妻も会いにも来てくれると言っている。
物理的な距離で関係性を捉えるのはあまりにもつれないんじゃないだろうか。

ph_kingyo